3.2 圧縮強さ

 ユーピロン/ノバレックスの圧縮強さは74〜88MPa(750〜900kgf/cm2)、弾性率は1.7〜1.9MPa(17×103〜19×103kgf/cm2)である。又、降伏時の変形率は8〜10%である。
 ユーピロン/ノバレックスの圧縮強さ、弾性率と温度の関係は、図3.2-1に示した通りである。
 ユーピロン/ノバレックスのポアソン比は0.38である。
 他の樹脂と比較すると、表3.2-1の通りである。



図3.2-1 ユーピロン/ノバレックスの圧縮強さ、弾性率の温度変化


表3.2-1
ポリマー名 圧縮強さ
(ASTM-D695)
MPa(kgf/cm2)
ポリマー名 圧縮強さ
(ASTM-D695)
MPa(kgf/cm2)
ポリカーボネート
ゴム変性塩化ビニル
高衝撃ポリスチレン(HIPS)
セルロース・プロピオネート
高衝撃エチルセルロース
エチルセルロース
軟質セルロース・アセテート
軟質セルロース・ブチレート
76.5(780)
35.3〜62.8(360〜640)
28.4〜62.8(290〜640)
49.0〜154(500〜1570)
69.6〜245(710〜2500)
69.6〜245(710〜2500)
91.2〜140(930〜1430)
53.0〜154(540〜1570)
硬質セルロース・ブチレート
ガラス繊維入ポリスチレン
セルロース・アセテート
ガラス繊維入ナイロン
硬質セルロース・アセテート
変性アクリル(MMA)
ポリアセタール
ポリプロピレン
53.0〜154(540〜1570)
91.2〜108(930〜1100)
105〜176(1070〜1790)
112(1140)
133〜253(1360〜2580)
44.1〜98.1(450〜1000)
36.3(370)
59.8〜69.6(610〜710)


3.3 曲げ強さ

 ユーピロン/ノバレックスの曲げ強さは80〜90MPa(820〜920kgf/cm2)、曲げ弾性率は2.26GPa(23000kgf/cm2)である。又、角度が80〜90°に達しても破断しない。
 ユーピロン/ノバレックスの曲げ性質の温度特性曲線は図3.3-1に、分子量依存性は図3.3-2,3に示した。
 熱処理による曲げ性質の変化は図3.3-4に示した。


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