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高衝撃・難燃PBT樹脂「ノバデュラン® 5710N1TX」を開発

2015年7月16日

三菱エンジニアリングプラスチックスは、このたび高衝撃・難燃PBT樹脂「ノバデュラン®5710N1TX」を新たに開発しました。

「ノバデュラン®5710N1TX」は従来の難燃PBT樹脂グレードに比べて、10倍以上の耐衝撃性、優れた耐候性および表面外観を有するのが特徴です。屋外設置の意匠部品に好適な材料であり、現在EV充電用コネクターおよびスタンドカバーなど充電インフラを始めとした大型の意匠部品に展開中です。

PBT樹脂は耐熱性、耐薬品性、絶縁特性、成形性に優れ、難燃化が可能な為、コネクターやリレーなどの電気電子部品に幅広く用いられています。その反面、結晶性ポリマー特有のひけ、反りが発生し、寸法精度や良外観の要求される大型意匠部品への適用が難しい場合がありました。また屋外環境での使用に際しては、更に耐光性や耐湿熱性を付与し、信頼性を向上する必要がありました。

新開発の「ノバデュラン®5710N1TX」では前述の欠点を改良しました。難燃性UL94 V-0(最小肉厚1.5mm)、5VA(最小肉厚3.0mm)をオールカラーで登録、耐候性746C f1も取得しています。耐トラッキング性は、最高ランクのUL746A PLC0であり、EV電源周りを始めとした高電圧電装部品への適用が可能です。
また「ノバデュラン®5710N1TX」は、PBTニートレジンに匹敵する低密度(1.32)を有し、部品軽量化にも寄与します。同種の難燃PBT樹脂に比べて射出成形時の滞留熱安定性が飛躍的に向上している上、成形金型より離型する際の離型抵抗力も低減させており、高い生産性を有した射出成形用PBT樹脂材料です。

表.ノバデュラン® 5710N1TXの一般物性表

製品情報

  • ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)ユーピロンノバレックスザンター
  • ポリブチレン テレフタレート樹脂 (PBT樹脂) ノバデュラン
  • ポリアセタール樹脂(POM樹脂)ユピタール
  • 変性ポリフェニレン エーテル樹脂(m-PPE樹脂)ユピエースレマロイ
  • 高性能ポリアミド樹脂(PA樹脂)レニー
基礎物性表
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