機能アピールグレード-長繊維グレード(レニー)-
レニー 長繊維グレード1038、C-408のご紹介
レニー(Reny)は、三菱ガス化学が世界にさきがけて開発したポリアミドMXD6を主成分とするポリアミド樹脂系成形材料の総称です。
ポリアミドMXD6は、メタキシレンジアミン(MXDA)から得られる結晶性の熱可塑性ポリマーであり、ポリアミド6やポリアミド66と比較して、吸水性が低いために機械的強度や弾性率が高いなどの特長を有しています。特にガラス繊維,無機質フィラーなどで強化することにより、エンジニアリングプラスチックスの中で最も高い強度,剛性を実現し、様々な分野での需要にお応えしています。
レニー長繊維グレード1038、C-408は、レニー従来の特長を保持しながら、永年にわたる耐衝撃性向上のニーズに応えるべく開発したグレードです。今般、レニー長繊維グレード1038、C-408について、マーケティング活動を開始しました。
特長
- レニー長繊維グレード1038は、ガラス長繊維60wt%含有の強化グレードです。
- レニー長繊維グレードC-408は、炭素長繊維40wt%含有の強化グレードです。
- 下記の特長を有します。
- 短繊維材料に比較して、著しく高い衝撃強さを示し、低温領域においても耐衝撃性が低下しない。
- 耐熱性に優れ、特に高温時の引張強さ、曲げ強さに優れる。
- 耐久性(振動疲労特性)に優れる。
- 短繊維材料と同等の物性を得るには、繊維量が少なくてすみ、軽量化が図れる。
C36 | C-408 | |
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1032H | 1038 | |
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